「コーちゃん、帰ってきたら……しよーな。いつものやつ。」
マサキは、大学の同じクラスの志村倖児(こうじ)の“秘密”を知ってしまった。 普段の話し声とは違う、少し高めで舌足らずな甘い声。響く水音に混ざる荒い吐息。 快感に震え、赤らんで、歪んだ表情。 ろくに話したこともなかったはずの二人。その視線が交わって、そして——…
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